金柑を庭に植えてはいけない?5つの理由と対策を解説

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自宅の庭で育てた金柑を収穫して楽しむ、そんな暮らしに憧れを抱く方も多いのではないでしょうか。しかし、金柑は庭に植えてはいけないという話を聞いて、庭植えや地植えをためらっているかもしれません。実際のところ、金柑の育て方にはいくつかの注意点があり、実がなるまで何年かかるのか、また庭に金柑を植えると風水的にどうなりますかといった疑問も尽きないでしょう。鉢植えなら大丈夫なのか、金柑を植える場所はどこがいいのか、植える前に知っておきたいことはたくさんあります。この記事では、金柑を庭に植えてはいけないと言われる理由から、その対策、そして安心して楽しむための正しい知識まで、詳しく解説していきます。

  • 金柑を庭に植えてはいけないと言われる具体的な理由
  • 縁起や風水の観点から見た金柑の植え方
  • 庭植えと鉢植えでの正しい育て方の違い
  • 金柑を植えてから後悔しないための具体的な対策
目次

「金柑を庭に植えてはいけない」と言われる理由

  • 縁起が悪いとされる迷信
  • 鋭いトゲがあり手入れが危険
  • 実が落ちて庭が汚れる問題
  • 鳥や害虫が集まりやすいデメリット

縁起が悪いとされる迷信

金柑を庭に植えることに躊躇する理由の一つとして、古くから伝わる迷信が挙げられます。特に日本では、「実がなる木を庭に植えるのは縁起が良くない」という考え方が一部の地域で根強く残っています。これにはいくつかの解釈がありますが、金柑に関しては以下のような理由が語られることがあります。

まず、実が枝から垂れ下がって実る様子を「成り下がる」と捉え、家の運気や家族の地位が下がることを連想させるという説です。また、熟した実が地面に落ちる様子が「運が落ちる」と結びつけられ、不吉な兆候と見なされることもありました。

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もちろん、これらは科学的根拠のない、あくまで昔ながらの言い伝えです。現代ではあまり気にされない方がほとんどですが、ご家族やご近所との関係性の中で、こうした伝統的な考え方を尊重する必要がある場合には、少し配慮が必要かもしれません。

迷信は気にしすぎない

金柑に関する縁起の悪い話は、あくまで迷信の範囲です。後述するように、風水ではむしろ非常に縁起の良い木とされています。大切なのは、ご自身の価値観やライフスタイルに合っているかどうかで判断することです。

このように言うと、縁起の悪さだけが理由のように聞こえるかもしれませんが、実際にはもっと現実的なデメリットも存在します。次の項目では、手入れの際に注意すべき物理的な危険性について見ていきましょう。

鋭いトゲがあり手入れが危険

金柑を庭に植える際に、見過ごされがちなのが一部の品種に存在する鋭いトゲです。このトゲは、庭仕事をする上で思わぬケガの原因となり、特に小さなお子さんやペットがいるご家庭では大きなリスクとなり得ます。

剪定や収穫の際に、気づかずに枝に触れてしまい、腕や手を引っ掻いてしまうことは少なくありません。軍手をしていても、トゲが貫通してしまうほどの鋭さを持つ品種もあるため、作業には厚手の園芸用手袋が必須です。

ただ、すべての金柑にトゲがあるわけではありません。品種によってトゲの有無や鋭さは異なりますので、植える前にしっかりと確認することが重要です。

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品種名 トゲの有無 特徴
マルキンカン あり(鋭い) 古くからある品種で、トゲがしっかりしている。注意が必要。
ナガキンカン あり 果実が楕円形で、トゲを持つことが多い。
ニンポウキンカン 少なめ〜ほぼなし 甘みが強く、トゲが少ないため家庭栽培で人気が高い。
ぷちまる(種なし金柑) ほぼなし 種がなく食べやすい。トゲもほとんどなく安全性が高い。

このように考えると、安全性を重視するなら「ニンポウキンカン」や「ぷちまる」のようなトゲなし、あるいはトゲが少ない品種を選ぶのが賢明な選択と言えるでしょう。もし、すでにトゲのある金柑を育てている場合は、子どもが近づきやすい場所は避ける、剪定をこまめに行い危険な枝を取り除くなどの対策が求められます。

実が落ちて庭が汚れる問題

金柑の木が成長し、たくさんの実をつけるようになると、新たな問題が発生します。それは、収穫しきれなかった実が地面に落ちて庭を汚してしまうという点です。黄金色に輝く実は見た目にも美しいですが、地面に落ちると一転して厄介な存在に変わります。

落下した金柑の実は、放置するとすぐに腐敗が始まります。これにより、見た目が悪くなるだけでなく、不快な臭いを発生させたり、カビの原因になったりします。また、腐った実にはアリやハエなどの虫が集まりやすくなり、衛生面でも好ましくありません。

さらに、落ちた実を踏みつけてしまうと、果汁で地面が滑りやすくなり、転倒の危険性も出てきます。特に玄関アプローチや通路の近くに植えている場合は、家族や来客の安全のためにも注意が必要です。

落果への対策

  • こまめな収穫:実が熟したら、放置せずに早めに収穫する。
  • 植える場所の工夫:通路や玄関周りを避け、掃除しやすい場所に植える。
  • 防鳥ネットの活用:鳥による落果を防ぐためにネットをかける。
  • 定期的な清掃:落ちた実は放置せず、こまめに拾って処分する。

言ってしまえば、この問題は金柑に限らず多くの果樹に共通するデメリットです。庭をきれいに保つためには、こうした定期的なメンテナンスの手間がかかることを、植える前に理解しておく必要があります。

鳥や害虫が集まりやすいデメリット

金柑の甘く熟した実は、人間だけでなく多くの生き物にとっても魅力的です。そのため、庭に金柑を植えると、鳥や害虫が集まりやすくなるというデメリットが生じます。これも、庭を管理する上で無視できないポイントです。

鳥による被害

特にヒヨドリやムクドリなどの野鳥は、金柑の実が大好物です。鳥たちは実をついばんで食べるだけでなく、食べかすを周囲に散らかしたり、フンを落としたりします。これにより、庭や家の壁、駐車している車などが汚れる原因となります。

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せっかくきれいに手入れしている庭も、鳥のフンだらけになってしまうとがっかりしますよね。対策として防鳥ネットをかける方法がありますが、木の全体を覆うのは手間がかかりますし、景観を損ねる可能性もあります。

害虫の発生

金柑には、特有の害虫がつきやすいという側面もあります。代表的なのは以下の害虫です。

  • アゲハチョウの幼虫:柑橘系の葉を好んで食べるため、気づいたときには葉がボロボロになっていることがあります。
  • カイガラムシ:枝や葉に張り付いて樹液を吸い、木の成長を妨げます。排泄物が原因で、葉が黒くなる「すす病」を誘発することもあります。
  • アブラムシ:新芽や若い葉に大量に発生し、植物を弱らせます。

これらの害虫は、見た目が不快なだけでなく、金柑の木の健康を損なう原因にもなります。虫が苦手な方にとっては、これらの害虫の駆除は大きなストレスになるでしょう。もちろん、定期的な薬剤散布や、風通しを良くするための剪定である程度の予防は可能ですが、「何もしなくても大丈夫」というわけではないことを覚えておく必要があります。

それでも金柑を庭に植えてはいけないか考える

  • 庭に金柑を植えると風水的にどうなりますか
  • 金柑を植える場所はどこがいいのか
  • 金柑の基本的な育て方
  • 庭植えと地植えの育て方の違い
  • 鉢植えで管理する育て方
  • 実がなるまで何年かかるのか

庭に金柑を植えると風水的にどうなりますか

これまで金柑を庭に植える際のデメリットを中心に見てきましたが、一方で、風水の世界では金柑は非常に縁起の良い植物として扱われています。迷信とは対照的に、金柑は幸運を呼び込む力があると考えられているのです。このため、運気を上げたいと考える方にとっては、むしろ積極的に庭に取り入れたい樹木と言えるでしょう。

風水において金柑が吉とされる理由は、その鮮やかな黄金色の実にあります。この色は「金(ごん)」、つまり財産や富を象徴しており、金運アップに直結するとされています。実際、中国語での「金柑」の発音が「金冠」に似ていることから、富と成功のシンボルとして、お正月などのお祝い事で飾られる習慣があります。

風水から見た金柑の開運効果

  • 金運アップ:黄金色の実が財運を呼び込む。
  • 商売繁盛:たくさんの実がなる様子が「繁栄」を象徴する。
  • 子孫繁栄:同様に、実りの多さが子宝や家族の繁栄につながるとされる。
  • 邪気払い:常緑樹であることから、一年を通して悪い気を払い、良い気を呼び込むとされる。

では、その開運効果を最大限に引き出すには、どこに植えるのが良いのでしょうか。風水では方角が重要視されます。

最も良いとされる方角は「西」です。西は「金」の気を持つ方角とされており、ここに金柑を植えることで金運を強力に引き寄せると言われています。また、「北西」に植えると、主人やリーダーの運気を高める効果が、「東」に植えると健康運や仕事運の向上に繋がるとされています。

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このように考えると、金柑は単なる果樹ではなく、「運気を育てる木」としての側面も持っていることがわかりますね。デメリットを理解し、対策を講じた上で、風水の力を借りてみるのも面白いかもしれません。

金柑を植える場所はどこがいいのか

金柑を庭で元気に育て、たくさんの実をつけてもらうためには、植える場所の環境が非常に重要です。風水の観点も大切ですが、植物としての生育条件を満たしてあげることが、何よりもまず優先されるべきです。ここでは、金柑が好む最適な場所の条件を具体的に解説します。

金柑が好む環境の三大要素は「日当たり」「水はけ」「風通し」です。

日当たり

金柑は日光を非常に好む植物です。1年を通して、できるだけ長時間、直射日光が当たる場所を選んでください。日照時間が不足すると、花の数が減ったり、実がついても甘くならなかったり、最悪の場合は実がつかない原因にもなります。理想は南向きの庭ですが、少なくとも半日以上は日が当たる場所を確保しましょう。

水はけ

柑橘類全般に言えることですが、金柑は過湿を嫌います。水はけが悪い土壌に植えると、根が呼吸できなくなり「根腐れ」を起こし、木全体が弱って枯れてしまうことがあります。植える予定の場所の土が粘土質で水はけが悪い場合は、土壌改良が必要です。腐葉土やパーライトなどを混ぜ込み、水がスムーズに抜けるようにしてあげましょう。

風通し

風通しの良い場所は、病害虫の発生を抑制する上で重要です。空気がよどんでいると、カイガラムシやうどんこ病などが発生しやすくなります。ただし、強すぎる風が常に当たる場所は避ける必要があります。強い風は木を乾燥させたり、枝を折ったりする原因になるため、建物の陰や生垣で少し風が和らぐような場所が理想的です。

植える場所のチェックポイント

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条件 理想的な環境 避けるべき環境
日当たり 1日6時間以上、直射日光が当たる場所(南向き、東向き) 建物の北側や大きな木の陰
水はけ 雨が降った後、水たまりができない場所 水はけの悪い粘土質の土壌
風通し 空気が適度に入れ替わる、開けた場所 壁際で空気がこもる場所、風が常に吹き付ける場所

これらの条件を総合的に判断し、あなたの庭の中で最適な場所を見つけることが、金柑栽培成功への第一歩となります。

金柑の基本的な育て方

金柑を庭に植えると決めたら、次は正しい育て方をマスターすることが大切です。金柑は比較的丈夫で育てやすい果樹ですが、いくつかの基本ポイントを押さえることで、より健康に育て、たくさんの実の収穫につなげることができます。

植え付け

金柑の植え付けに適した時期は、春の3月下旬から4月中旬です。この時期は気候が安定しており、新しい根が張りやすいからです。植え穴は、根鉢の2倍ほどの幅と深さを掘り、掘り出した土に腐葉土や堆肥を3割ほど混ぜて土壌を改良しておきます。植え付け後は、水をたっぷりと与え、根と土を密着させます。

水やり

庭植え(地植え)の場合、根がしっかりと張った後は、基本的に自然の降雨だけで十分です。ただし、夏場に雨が降らない日が続く場合は、土の乾燥具合を見て水やりをしてください。一方、鉢植えの場合は土が乾燥しやすいため、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えるのが基本です。

肥料

金柑はたくさんの実をつけるため、多くの栄養を必要とします。肥料を与えるタイミングは年に3回が基本です。

  • 3月(春肥):1年間の成長の元となるお礼肥。ゆっくり効く有機質肥料や緩効性化成肥料を与えます。
  • 6月(夏肥):花が咲き、実が大きくなり始める時期の追肥。
  • 10月(秋肥):実を充実させ、来年のための栄養を蓄えるための肥料。

肥料が不足すると、葉の色が薄くなったり、実のつきが悪くなったりします。

剪定

剪定は、金柑を健康に保ち、毎年良い実をつけさせるために欠かせない作業です。適期は、収穫が終わった後の3月頃です。

剪定の目的

  • 風通しと日当たりを良くする:混み合った枝や内側に向かって伸びる枝を切り、病害虫を防ぐ。
  • 樹形を整える:大きさをコントロールし、手入れしやすい形に保つ。
  • 良い実をならせる:古い枝や弱々しい枝を整理し、新しい元気な枝に栄養を集中させる。
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あまり難しく考えすぎず、まずは「木の内側に向かって伸びている枝」や「他の枝と交差している枝」を根元から切り取るだけでも、ずいぶんスッキリしますよ。

これらの基本的な育て方を守ることで、金柑の木は元気に成長し、毎年美味しい実りであなたに応えてくれるでしょう。

庭植えと地植えの育て方の違い

ここで、「庭植え」と「地植え」という言葉が出てきましたが、これらは基本的に同じ意味で使われます。つまり、鉢などに入れずに、直接庭の地面に植える栽培方法を指します。金柑を地植えで育てることは、植物にとって最も自然な状態であり、多くのメリットがあります。

地植えの最大のメリットは、根を自由に、そして深く張ることができる点です。これにより、木は大きく、たくましく成長します。根が広範囲から水分や養分を吸収できるため、水やりの頻度は鉢植えに比べて格段に少なくて済みます。一度根付いてしまえば、真夏の乾燥期以外はほとんど自然の雨水だけで育つほどです。

また、木が大きく育つということは、それだけ多くの枝葉を茂らせ、たくさんの花を咲かせ、結果として収穫できる実の量も多くなることを意味します。毎年、家族で食べきれないほどの実がなることも夢ではありません。

しかし、もちろんデメリットもあります。一度植えてしまうと、場所を移動させることが非常に困難であるという点です。「日当たりが思ったより悪かった」「もう少し通路から離せばよかった」と後から思っても、簡単には植え替えられません。だからこそ、前述の「金柑を植える場所はどこがいいのか」で解説したように、最初の場所選びが極めて重要になるのです。

さらに、成長のスピードが速いため、定期的な剪定を怠ると、あっという間に大きくなりすぎて手に負えなくなる可能性もあります。隣家との境界近くに植える場合は、枝が越境しないように、より計画的な管理が求められます。

鉢植えで管理する育て方

庭に地植えするスペースがない方や、転勤などで移動の可能性がある方、あるいは管理の手間を少しでも減らしたい方には、鉢植えでの栽培がおすすめです。鉢植えには、地植えにはない多くのメリットがあります。

最大の利点は、置き場所を自由に移動できることです。これにより、季節に応じて最適な環境を提供できます。例えば、夏は日差しが強すぎる場合は半日陰に移動させ、冬は寒風が当たらない軒下や、寒冷地であれば室内に取り込んで冬越しさせることが可能です。これにより、栽培できる地域の幅が大きく広がります。

また、使う土の量をコントロールできるため、最初から水はけの良い果樹用の培養土を使えば、土壌改良の手間がかかりません。病気や害虫が発生した場合も、他の植物から隔離して対処しやすいという利点があります。

一方で、鉢植えならではの注意点もあります。

鉢植え栽培の注意点

  • 水切れしやすい:鉢の中の土は量が限られているため、特に夏場は乾燥が早いです。土の表面が乾いたらすぐに、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをする必要があります。
  • 根詰まりを起こす:2〜3年もすると鉢の中が根でいっぱいになり、成長が妨げられます。一回り大きな鉢に植え替える作業が定期的に必要です。
  • 肥料切れしやすい:土の中の養分が流れ出しやすいため、地植えよりもこまめに肥料を与える必要があります。
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鉢植えはコンパクトに育てられるのが魅力ですが、その分、水やりや植え替えといったお世話が地植えよりも必要になります。ご自身のライフスタイルに合わせて、どちらの育て方が向いているか検討してみてください。

実がなるまで何年かかるのか

金柑を植えようと決めたとき、多くの人が気になるのが「一体、いつになったら実が食べられるの?」ということでしょう。金柑が実をつけるまでの期間は、どのような苗から育てるかによって大きく異なります。

もし、食べた金柑の種をまいて育てる「実生(みしょう)苗」からスタートした場合、残念ながら収穫までには長い年月が必要です。一般的に、実がなり始めるまでに早くても5年、通常は7〜10年ほどかかると言われています。これは、木が子どもから大人へと成長するのに時間が必要だからです。また、親の木と全く同じ性質の実がなるとは限らないという特徴もあります。

一方で、園芸店やホームセンターで販売されている苗木のほとんどは、「接ぎ木(つぎき)苗」です。これは、病気に強い種類の木の根(台木)に、すでに実をつけた実績のある美味しい品種の枝(穂木)を接いで作られた苗です。

この接ぎ木苗から育てた場合、木の本体(穂木の部分)はすでに成熟しているため、実がなるまでの期間が劇的に短縮されます。早いものでは植え付けた翌年から花が咲き始め、2〜3年もすれば安定して実を収穫できるようになります。

早く収穫したいなら「接ぎ木苗」一択!

家庭で手軽に金柑の収穫を楽しみたいのであれば、迷わず「接ぎ木苗」を選びましょう。購入時に苗の根元に接ぎ木の跡があるかどうかを確認するのがポイントです。

このように、スタート地点の選び方一つで、収穫までの道のりは大きく変わります。すぐにでも美味しい金柑を楽しみたいという方は、ぜひ接ぎ木苗からチャレンジしてみてください。

まとめ:金柑を庭に植えてはいけないのか

  • 金柑を庭に植えてはいけないという話は主に迷信に由来する
  • 風水では金柑は金運や繁栄を象徴する非常に縁起の良い木とされる
  • 縁起が悪いとされる理由は実が落ちることや「成り下がる」という語呂合わせから
  • 現実的なデメリットとして一部の品種には鋭いトゲがあり手入れに注意が必要
  • 安全に育てるなら「ニンポウキンカン」などトゲの少ない品種を選ぶと良い
  • 収穫しきれない実が地面に落ちて庭を汚し、掃除の手間がかかる
  • 熟した実を求めてヒヨドリなどの野鳥やアゲハの幼虫などの害虫が集まりやすい
  • 金柑の栽培には日当たり、水はけ、風通しの良い場所が不可欠
  • 風水的には西の方角に植えると金運アップに効果的とされる
  • 庭植え(地植え)は大きく育ち収穫量も多いが、移動できず剪定管理が重要
  • 鉢植えは移動可能で管理しやすいが、水やりや植え替えの手間がかかる
  • 肥料は春・夏・秋の年3回与えるのが基本
  • 剪定は収穫後の3月頃に行い、風通しを良くすることが目的
  • 実がなるまでの期間は苗の種類で異なり、接ぎ木苗なら2〜3年で収穫可能
  • 種から育てると収穫まで7年以上かかるため家庭園芸には不向き
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この記事を書いた人

植物を愛するガーデニングブロガー。
植物と暮らす楽しさを、みんなにわかりやすくお届けします。

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